第37回日本アカデミー賞予想⑦作品賞
過去の最優秀作品賞を紹介。
- 第36回 『桐島、部活やめるってよ』
- 第35回 『八日目の蝉』
- 第34回 『告白』
- 第33回 『沈まぬ太陽』
- 第32回 『おくりびと』
『舟を編む』がアカデミー賞にて外国語映画賞にノミネートされなかったとの情報を得た。当たり前っちゃあ当たり前なのだが、このことが少しばかり影響を与えるかもしれない。後で、他部門の予想も少し修正したいところだ。
早速、第37回において優秀賞となる予想をすると、『舟を編む』、『そして父になる』、『清須会議』の三作品はマストと考える。残り二枠に何が入り込むかだが、ひとつは監督賞でも予想した李相日の『許されざる者』が有力。個人的な願望では、残りの一枠は原恵一の『はじまりのみち』でと言いたいところではあるが、山本兼一の『利休にたずねよ』が強いのではないかと。
12月某日、毎日映画コンクールの大賞映画候補が発表された。候補作品は、『凶悪』、『そして父になる』、『共喰い』、『舟を編む』、『ペコロスの母に会いに行く』の五作品。『共喰い』、『ペコロス~』は無視するとし、ここにきて『凶悪』が表舞台に現れてきた。となると、『利休にたずねよ』ではなく、『凶悪』の方が話題性も兼ね備え脅威となるのではないかと考える。しかし、『凶悪』を作品賞予想に入れてしまうと、主演男優賞の方も修正を加える必要があるため、今回の予想では以下の通りで。
○『そして父になる』是枝裕和(フジテレビ、ギャガ)
『許されざる者』李相日(ワーナー・ブラザース映画)
予想してみたものの、フジテレビが二作品、テレビ東京が二作品と偏ってしまった。日テレ枠がないが、日テレ枠はアニメーション賞のジブリ二本でということで。
第37回日本アカデミー賞授賞式は2014年3月7日。今後、他の映画賞の結果を踏まえ、各部門予想に手直しをするつもりだ。