2014年12月新作鑑賞

A(2014年ベスト候補)、B(良)、C(並)、D(残念)、E(2014年ワースト候補)

■B

ゴーン・ガール★★★★☆

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200点くらいの出来栄えを期待していた結果、『ゴーン・ガール』は90点くらいで落ち着きました。

考察する箇所なんてほぼないと思うのだが、ずっとシコリとなって残っていきそう。ああ、これが今年のベストかもしれないとも考え始めていたが、結果として年間ベスト入りにはせず。

「弁護士は去りぬ」(字幕翻訳)という、『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』ネタ。

ベイマックス★★★★

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「アニキは死んだ、もういない!」

復讐に燃える男ヒロ(14)の物語。

ホビット 決戦のゆくえ★★★★

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HFR3D版はベストな環境で見れなくなってしまったので、IMAX3D版で見てきた。シリーズ三作をIMAX3D版で鑑賞してきたが、今回もIMAXで見る価値は特に感じることがなかった。

トーリンとアゾグの決戦の場が氷上というだけでお腹いっぱいだ。

祖谷物語~おくのひと~★★★★

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 貸し切り鑑賞。

余韻がじわじわと来ていてもう一度見たい気持ちが湧いてきたのが、160分超え+極寒の映画館での鑑賞はちときつい。

それと、フィルム上映というものが好きではない。

映像は綺麗な画質で見たい気持ちが強いのでフィルム上映でのぼやけた感じはどうも好きになれない。

■C

バンクーバーの朝日★★★

 

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こんなにも盛り上がらない野球映画があるのだろうか。しかし、それが石井裕也らしくて好感が持てる。

宮崎あおいを起用し、わざわざそのためのシーンを用意する必要性はあったのだろうか。

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル★★☆

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貴虎兄さん大活躍。その姿を見れただけで満足だ。

ドライブパート、MOVIE大戦パートは三条陸が脚本を担当している。Wの時の輝きを感じることは一切なかった。

■D

アオハライド★★

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ホットロード』よりも完成度が低すぎてビックリした。

ソラニン』ないし『僕等がいた前篇』級の薄っぺらさ。

連続して撮影を続けていた反動なのか。三木監督は少し休憩したほうが良い。

■E

海月姫

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能年玲奈の可愛さだけでは映画は成り立たない。

腐女子=オタク女子という考えを持った脚本家ないし原作者には呆れてなにも言えない。

原作再現というものを履き違えている。

人物が背景に溶け込めないようならそれはもはや原作再現というよりもただコスプレをしただけである。逆にファッションショーでは場と服装がマッチすることで違和感なく見ることが出来る。

もとより川村泰祐作品ということで能年は地雷を抱えたなと思っていたが、その地雷の威力は想像以上であった。

■評価保留

『真夜中の五分前』

爆睡した。

(12月1日~12月31日)