2015年上半期ベスト
2015年上半期劇場鑑賞ベスト
『ジャッジ 裁かれる判事』
父と息子、それに話のメインとなるのは次男坊ときた。実に面白い。
予想の遥か斜め右上に突き抜けていくほどの傑作だったので、鑑賞した日は超満足な一日となった。
『フォックスキャッチャー』/ベネット・ミラー/アメリカ
二度鑑賞。一度目は爆睡し、二度目はしっかりと見届けた。
テイタムがコカイン吸ってからスクリーンから目を離せなくなった。そのシーンに辿り着くまでがちと体育で、初回はこのシーンにすら辿り着くことなく寝落ちしていた。
『くちびるに歌を』/三木孝浩/日本
良くも悪くも堅い作品に仕上げてきたなと。
三木孝浩のフィルモグラフィーにおいて上位レベル。
始まり方はいつも通り。
県大会での合唱シーンは歌とともに作中のシーンを振り返る。まるでアニメの最終回を見ているかのようであった。
原作、コミカライズには既に目を通しており、製作発表の段階から応援をしてきたので思い入れが強くなる一方、前二作品が「アレ」だったことで不安が増していたのも事実。しかし、今作の出来には満足できた。
『陽だまりの彼女』、『くちびるに歌を』が優れていることを考えると、三木孝浩は原作がマンガよりも小説のほうが合っている。
しかし!ガッキー・・・素人同然の役者にフォローされるような演技はしちゃいけないよ。
『はじまりのうた』/ジョン・カーニー/アメリカ
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』/ジョン・ファヴロー/アメリカ
これはロードムービーであり、父息子の物語であった。
フードトラックでの商売を通じて親子の絆が深まっていく・・・なんつーか、ジョン・ファブロー演じるカールの「そして父になる」物語なんだなあ、と。
ラストの批評家の扱いは、今作を鑑賞する批評家に対しての保険かなと。
この記事を書いているのは2015年8月初頭。某映画監督がカールと同じ行動を起こしている時期である。
『ピッチ・パーフェクト』/ジェイソン・ムーア/アメリカ
最ッ高ッッッ!!!!!
輸入盤を購入し鑑賞。後に劇場公開された今作。上映終了前に駆け込み鑑賞してきたのだが、何度見ても最高じゃないか!!!!!
バーデン・べラーズがひとつとなってアカペラを披露するラストシーンなんて感動すること間違いなし。アナ・ケンドリックが拳を突き上げる瞬間、”””ぼくの体の中で何かが切れた…決定的な何かが…”””となること間違いなし。
ユニバーサルのロゴが出るとこで既に心を射抜かれてしまうほどであった。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』/ジェームズ・ワン/アメリカ
『国際市場で逢いましょう』ユン・ジェギュン/韓国
『味園ユニバース』/山本敦弘/日本
『きみはいい子』/呉美穂/日本
(鑑賞順)
メモとして投稿しておく